韓国最大の新聞用紙メーカーであるJeonju製紙が、先週韓国企業であるSeil Machine Industry社と、「5号機のKOCCシステム エンジニアリング」委託契約を取り交わしたことが分かった。現在、同社はJeonju工場5、6、7号機とCheongju工場9号機の合計で新聞用紙年間90万トンの生産能力を有しているが、市場での継続的な新聞用紙需要の減退に合わせて、5号機での新聞用紙生産を止め段ボール中芯へ生産をシフトする検討を完了したもの。同国内市場および海外顧客への段ボール中芯販売は、今年末ないし来年初頭からと見込んでいる。段ボール中芯生産仕様への転換後の5号機は、現在の新聞用紙年産18万トンから米坪範囲50g~120gの中芯年産24万トンへ能力が引き上がる。
7月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ