4千年以上前に、厚手の紙状素材パピルスが初めて古代エジプトで作られた。この時、パピルスの生産は、地元で利用可能だったもの、この場合は水生開花植物Cyperus papyrusに依存していた。それは現代の製紙に於ける潜在的な前進にも、生産領域で利用可能な資源の使用も含まれるのがおそらく適切なことであろうとしている。そして、現在UAEの学生が対象としているのが砂の利用である。同国Al Ainに位置するアラブ首長国連邦大学(UAEU)の学生によるプロジェクトは、木材パルプを使用せずに、ポリマーの砂とペレットを使用し、繰り返し化学ユニットを結合して作られた材料を使用する製紙技術を目指しているとしている。
9月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ