中国のC&S Paper社が、同国北部の河北省唐山市に位置する同社工場に於いて、ティッシュ年産3万トンの生産能力を有する新ラインを稼働させたことが分かった。今月初旬に、ポーランドのPMP社製の同ラインで初回生産が行われたとしている。同工場では、まもなくこのラインと同仕様のティッシュ・ライン2機でも操業を開始する見込みである。2016年11月、同社は中国北部・北東部でのティッシュ需要増加への対応として、3年以内に同工場で新たに合計年産7万5千トンの操業を行なうとの構想を公表していたが、最終的に年産9万トンまで増加する見通しとなっている。今回のライン稼働までは、同工場は2012年に操業を開始した年産2万5千トンのティッシュ・ライン1機を所有していたとしている。
11月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ