ポーランドのArctic Paper S.A.取締役会は、同社Kostrzyn工場の生産能力強化を目的とした投資プロジェクト着手への決定について、このほど承認したことが分かった。投資額は1千万ユーロと見積もられ、EBRDからの投資ローンのトランシェBからの資金で融資されるとしている。同プロジェクトの完了を2019年上半期と見込んでいる。投資以降には、同工場の生産能力は現行の年産285,000トンから10%以上引き上げられ、上級紙年間315,000トンとなる模様。また、今回の増産強化とは別に、同工場の供給源と運転効率の向上も図られるとしている。それによって、同社グループの製品の競争力を高め、同グループの将来の経営実績に影響を与えることになるとしている。
12月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ