インドネシアのPT Tanjung Enim Lestari社(PT TEL社)が、同国南スマトラに位置するLBKP年産49万トンのパルプ工場を、45日間の休転の後、このほど操業を再開したことが分かった。同社は10月17日に休転開始した当初、定期保守点検整備およびタービンの分解修理を実施する為、同工場で50日間の休転を計画していた。しかしながら、作業が早めに完了した結果、12月1日に操業を再開したとしている。同社広報担当者によれば、操業が再開した後、いくつかの小さな問題があったものの、それらはすべて解決され、パルプ・ラインでの生産は正常に戻っており、1日の生産量は150トンに達しているとしている。同工場は、1機のパルプ・ラインを所有、このパルプ・ラインには、同工場近くの30万ヘクタールの植林地から収穫され処理された丸太からのユーカリpellitaチップが供給されている。
12月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ