コクヨグループのコクヨS&Tはこのほど、文系、理系それぞれの科目に適した罫内容の『学習罫キャンパスルーズリーフ(文章罫/図表罫)』を発売した。
学習罫は、中学生・高校生が使用した500冊のノートを教科別に研究して開発した2種類の新しい罫線で、昨秋発売した『学習罫キャンパスノート』シリーズで初めて採用されたもの。「文章罫」はドット入り罫線の行の間に点線(余白ライン)を配置、その点線に揃えて文字を書くと一定の余白をあけることができ、読み返しやすく、国語や社会、英語などの文系科目に最適。また「図表罫」は、ドット入り罫線の行の間に、行を4等分する細かい3列のドット(作図ドット)が配置されている。細かいドットを目印にすることで図や表をわかりやすく描くことができ、数学や理科などの理系科目に適している。
昨年、同社が全国の中学・高校の教師を対象に実施したアンケートでも、学習罫キャンパスノートは文系科目で「文章罫」が、理系科目で「図表罫」が、それぞれ生徒に薦めたいノートNo.1に選ばれている。今回は、「ノートだけでなくぜひルーズリーフでも学習罫を出してほしい」というユーザーの声に応えて製品化した。サイズはB5で、「文章罫」は7.7㎜罫・6.8㎜罫、「図表罫」は7㎜罫・6㎜罫の各2種類。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/20号」より