王子製紙は、2015年3月に開催されるニュージーランドのゴルフ大会「ニュージーランドオープン選手権大会」への協賛を決めた。
王子製紙は1973年にニュージーランド・ネイピア市にパルプ工場を建設して以降、ニュージーランドやオセアニア地域で4ヵ所の植林事業を行うなど、同地域で40年以上にわたり植林・パルプ・製材事業を推進してきた。
また、ニュージーランド大手紙パルプメーカーCarter Holt Harvey Pulp & Paperの買収も決定しており、これにより植林・パルプ・製材事業から板紙・段ボール・パッケージング事業まで、これまで以上に幅広い分野で事業展開を進め、オセアニア地域でのプレゼンスをより一層高めていく方針を打ち出している。ニュージーランドで長期的な事業関係を促進する企業として、現地での王子グループの認知度向上を目指し、今回の協賛を決めたもの。
ニュージーランドオープン選手権大会は同国で最も権威があり、政府も支援するナショナルオープンのゴルフ大会。オーストラレーシアPGAツアー(PGA Tour of Australasia)の重要イベントの一つにも位置づけられている。日本ゴルフツアー機構とも提携しており、日本のプロも参加する予定。3月12~15日の4日間、クイーンズタウン周辺のゴルフ場で開催され、賞金総額は95万NZ㌦。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/22号」より