レンゴーの海外関連会社、プレパック・タイランド社はこのほど、タイのサムットサコン県シンサコーン印刷工業団地に軟包装の新工場を開設した。
プレパック・タイランド社は、レンゴーのタイにおける軟包装合弁会社、TCフレキシブル・パッケージング社(=TCFP社)傘下の中核企業で、主に食品、日用品向け軟包装を製造・販売している。レンゴーはTCFP社を通じ、東南アジアで軟包装事業を拡充しており、昨年はベトナムのティン・タイン・パッキング社(略称:BATICO)をグループ化、今回の工場開設はそれに続く取組みとなる。
新設したシンサコーン工場は、最新鋭の機械・設備により理想的な生産環境を整備。これによりTCFP社傘下の生産拠点は、プレパック・タイランド社の本社兼シンサコーン工場(軟包装)、サムットソンクラム工場(軟包装)、ラヨン工場(重包装)と、BATICOの本社兼工場(軟包装)の4拠点となる。
レンゴーは、「引き続きTCFP社を通じ、軟包装需要の高成長が期待される東南アジア地域で、豊富な軟包装製造のノウハウを活かして事業の拡大を図るとともに、あらゆるパッケージングニーズに応えるべく供給体制の充実を進めていく」としている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/9号」より