三菱製紙グループのダイヤミックは9月1日、インクジェット紙『ダイヤIJシリーズ』の新ラインアップとして、水性染料・顔料インクに対応した新製品『ダイヤIJ-合成紙160』と『ダイヤIJ-光沢合成紙185CA』を発売した。いずれも出荷開始日は9月20日から。
『ダイヤIJ-合成紙160』は基材がPPの合成紙でマット系、同社の厚手合成紙『ダイヤIJ-合成紙205』のコストパフォーマンス性と発色性を失わせることなく薄手にした。『205』の総厚205μに対し、『160』は総厚158μで坪量110g/㎡。用途に応じて同質の厚手・薄手の合成紙から選択できる。紙管径はφ50.8㎜。サイズと標準小売価格(税別)は610㎜×30m(1本7,300円)、914㎜×30m(1本1万1,000円)、1,067㎜×30m(1本1万2,800円)。
『ダイヤIJ-光沢合成紙185CA』は同じPPを基材にしたグロス系の合成紙で、発色性・耐久性に優れている。透明糊をつけておりパネル加工も手軽だという。総厚235μ、坪量230g/㎡、紙管径は50.8㎜。サイズと価格は914㎜×30m(1本1万4,800円)、1,067㎜×30m(1本1万7,300円)。
同社では両新製品を、9月1~3日に東京ビッグサイトで開催された「サイン&ディスプレイショウ2016」(東京屋外広告美術協同組合主催)で発表した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/26号」より