=中越パルプ工業=業績予想を下方修正
中越パルプ工業はこのほど、5月に公表した業績予想を次の通り下方修正した(連結ベース、単位100万円、前期は実績値)。
〔第2四半期予想〕
前回 今回 前期
売上高 48,000 46,000 45,919
営業益 400 △200 1,004
経常益 500 △200 822
当期益 300 △100 1,247
〔通期予想〕
売上高 98,000 95,500 93,882
営業益 1,300 0 1,489
経常益 1,300 0 1,397
当期益 800 0 1,255
新聞用紙や印刷情報用紙の販売低調に加えて価格改定の遅れもあり、紙・パルプ製造事業の売上高が前回予想から約4%減少、また7月に二塚製造部送受電設備の故障により売電事業を停止したため(2018年2月再開予定)、発電事業の売上高も約8%減少。これにより2Qの売上高は当初計画を下回る見込み。通期については、価格改定は決着したものの上期の販売減をカバーするには至らず、また電力販売は継続して減少するため、通期の売上高も下方修正した。
損益については、前述の売上減に伴う利益低迷のほか、原料となる新聞古紙の価格高騰により損益が悪化している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/16号」より