国際紙パルプ商事はこのほど、プライム市場への移行を目指し、また自社株式の分布状況改善と流動性向上を図るため、普通株式452万3,000株を売り出すことを発表した。売出方法は、引受人の買取引受による売り出しとなり、引受人の主幹事会社はみずほ証券。
来春に予定されている東証の新市場区分への移行に当たり、国際紙パルプ商事は7月の一次判定で、プライム市場の上場維持基準(流通株式時価総額100億円以上、1日平均売買代金0.2億円以上)に適合していないとの判定を受けた。ただし、11月19日時点の流通株式時価総額、および7月1日から11月19日までの1日平均売買代金は、プライム市場の上場維持基準を満たしている。なお同社は、現在は市場第一部に上場している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/13号」より