日本製紙クレシアは、1964年に発売し、現在、175ヵ国以上で販売されている定番ティシュの『クリネックス』(5箱パック)を、4月1日からリニューアル発売した。
品質面では、柔らかいのに破れにくい、相反する特徴を持ち合わせた質感を実現。ティシュの繊維の並び方を適正化して表面のなめらかさをアップしつつ、破れやすい方向の強度を高めてより丈夫にした。高品質パルプを多く配合することで、柔らかさも向上させている。またパッケージは、伝統ある流水文のデザインを踏襲しつつ、ダイナミックな動きを加えたデザインにリニューアルした。併せて、ポケットティシュとトイレットペーパー『クリネックス 長持ちトイレットロール』のパッケージデザインもリニューアルした。また、『クリネックス』(5箱パック)と『クリネックス 長持ちトイレットロール』はFSC認証紙を採用している。
『ペーパーふきん』をリニューアル
また、日本製紙クレシアは4月1日、厚手シートのポップアップ型ペーパーふきん『スコッティ ペーパーふきん サッとサッと』を、キッチンカテゴリーブランド『スコッティ ファイン』のラインアップに加え、『スコッティ ファイン ペーパーふきん サッとサッと』の製品名でリニューアル発売した。一新したパッケージには「売上げNo.1」のマークも冠している。『 ペーパーふきん サッとサッと』は、2020年12月~21年11月の累計販売金額で1位だった(インテージ SRI+)。
キッチンペーパー市場は、家事時間の増加などによって年々拡大傾向にあり、その中で『ペーパーふきん サッとサッと』は、多目的に使えることや衛生面、その丈夫さが評価され、2017年度比で約2倍と大幅に伸長している。1枚ずつ取り出せるポップアップタイプなので、調理から片付けまで、さまざまな用途にサッと使える便利さも支持されている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/18号」より