中越パルプ工業は、連結子会社、文運堂の文具事業を7月1日付でショウワノートホールディングスに売却する。
中越パルプ工業とショウワノートホールディングスはかねて、文運堂の文具事業の譲渡について協議していたが、このほど基本合意書を締結したもの。譲渡対象は、文具事業に関する営業権、棚卸資産、固定資産で、譲渡予定の7月1日までに譲渡契約を締結する。また、屋号の「文運堂」と商品ブランド名は継続して使用できるものとする。
文運堂の文具事業は、少子化や電子化の影響で厳しい状況が続いている。文具大手のショウワノートと協業することで、同事業の価値向上を目指す。
【文運堂の概要】▽所在地:東京都渋谷区▽事業内容:文具事業、洋紙代理店事業、不動産賃貸事業▽資本金:9,600万円▽設立:1909年▽株主:中越パルプ工業100%
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/20号」より