北越コーポレーションは、新潟工場で2月2日に発生した臭気トラブルについて、調査結果を発表した。それによると臭気の発生は、黒液濃縮工程のドレンタンクから臭気物質を含む水が設備の不具合により漏洩したことが原因で、不具合のあった設備は直ちに停止している。現在臭気は発生しておらず、健康被害の報告もない模様。なお、臭気物質はメチルメルカプタンで、腐った玉ねぎのような臭いがするという。同社では、当該設備は新品と交換し、「今後点検を強化していく」としている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/6号」より