レイメイ藤井はこのほど、肥後銀行とポジティブ・インパクト・ファイナンス(=PIF)の融資契約を締結した。融資総額は10億円、熊本本店の建替えに充当される。
PIFは、企業活動が環境・社会・経済に与えるインパクトを金融機関が包括的に分析・評価し、継続的な支援を行う融資制度。レイメイ藤井の新熊本本店は3階建てで、外観は壁面の大半がガラス張り、3階のテラスには緑の植栽を配置し、開放感のあるオフィスとなる。建物で消費する一次エネルギー収支の効率化を最大限目指し、電源監視システム、雑用水系統の利用、自動調光照明器具の配置、屋内外の緑化など、環境面に配慮するとともに、多様な働き方に対応する仕掛けとしてのABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を導入する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/8号」より