リンテックは、主力のシール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムの全アイテムを対象に、9月1日出荷分から値上げする。上げ幅は、粘着紙が15％以上、粘着フィルムが10％以上。
　リンテックは2021年10月と22年8月の2回にわたり、シール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムの価格改定を実施したが、その後も主原料費や副資材費の高騰が続いており、加えて電力料金や物流費も上昇するなど、厳しい状況が継続している。製造原価低減を強化しているものの、自助努力のみでコスト上昇分を吸収するのは難しく、3回目の価格改定を決めた。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future7/24号」より