特種東海製紙グループのTTトレーディングはこのほど、保護保存用品の「HOGOS」シリーズから『HOGOSプロストック』を発売した。
『HOGOSプロストック』は、埼玉県内の文書館や資料館、図書館などで史料や貴重書を保護保存するために採用されている「地域史料保存箱」と同素材同寸法の長期保存用中性紙箱。和書や地域史料の大きさに合わせ、最大B4判まで収納可能で、左右900㎜幅の棚に2箱並べて設置できる。「HOGOS」の『もんじょ箱』同様、接着剤や留め具を使わない組立て式で、史料に影響を与えない仕様となっている。貴重な史料や書籍をはじめ、経年劣化しやすい再生紙を使った公文書などの保護保存に適しており、サイズは内寸が奥行280×幅405×高さ260㎜、外寸が奥行310×幅420×高さ270㎜。
なお、埼玉県の「地域史料保存箱」は、TTトレーディングと埼玉県地域史料保存活用連絡協議会が共同開発した製品。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/25号」より