丸住製紙はこのほど、家庭向け衛生用品ブランド『eminas』から、洗顔専用ペーパータオル『mu‿huhu(むふふ)』を発売した。ECサイト(https://www.eminas.store/)で先行販売し、順次ドラッグストアや小売店でも販売していく。
これまで『eminas』は、ウェットティシュやペーパータオルを中心とした家庭紙分野の紙製品を展開してきた。最近はコロナ禍で衛生意識が高まる中、布タオルの使いまわしに抵抗感を感じたり、顔を拭く時に布との摩擦を気にする人が増えており、特に若年層を中心に、洗顔後の顔拭きに布タオル以外を使用する人が増加傾向にある。同社が10~40代の女性1,131名に行った調査では、「洗顔後の顔拭きに布タオル以外を使用する」と回答した人は22%で、特に20代は布タオル以外が33%と多かった。
このニーズに対応するため同社では、今春導入したペーパータオル製造設備を活用し、自社初となるコスメ分野の紙製品、洗顔専用ペーパータオルを生産・販売するもの。『mu‿huhu』は、柔らかく厚手で吸水性に優れ、濡れた肌にあてるだけでしっかり吸水できる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/16号」より