去る6月1日(土)に開幕した「第77回東京紙商軟式野球大会」が最終日を迎え、8月3日(土)、東京実業健康保険組合体育センター(千葉県柏市)で閉会式が開催された。同日に行われた決勝戦では、A組は15チームの中から国際紙パルプ商事が、B組は12チームの中からスピックバンスターが、それぞれ優勝した。
A組の決勝戦は国際紙パルプ商事vs王子ネピアで前回大会と同カード。両投手の好投により強豪同士らしい引き締まったゲームとなった。初回に両チームとも1点を取り合い、このあと国際紙パルプ商事が2回と4回にタイムリーヒットで2点ずつ追加点を上げ、王子ネピアは6回にノーアウト満塁のチャンスを迎えたが、国際紙パルプ商事の石崎投手から代わった小玉投手が好投、この回を0点に抑えて続く7回も得点を許さず、その結果、5対1で国際紙パルプ商事が2年連続2回目の優勝となった。
B組の決勝戦は共同紙販ホールディングスとスピックバンスターの対戦となった。こちらはスピックバンスター打線が猛威を振るい、共同紙販ホールディングスの反撃を許さず、15対1で13年ぶり2回目の優勝を飾った。
【大会結果】〔A組〕▽優勝:国際紙パルプ商事▽準優勝:王子ネピア▽3位:四国紙商事/大日本商事
〔B組〕▽優勝:スピックバンスター▽準優勝:共同紙販ホールディングス▽3位:平和紙業/文昌堂
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/2号」より