世界最大市販パルプメーカー、ブラジル フィブリア社は世界市場向け晒ユーカリパプ価格7月積みを30-50ドル値下げ通告した。アジア向けは50ドル値下げし730ドル、北米と欧州向けは30ドル値下げの其々900ドルと850ドルとなる。7月積み晒Nパルプ価格に関し既に多くの北米メーカー(キャンフォー、ドムター等、)が値下げを発表しており、晒Lパルプの公式値下げ発表はフィブリア社が最初となる。フィブリア社現行市販パルプ能力は530万㌧で大半が晒ユーカリパルプ。7月1日就任した新社長―マルセロ カステリ氏は、将来会社の負債削減、パルプ市場での成長及び森林関連の戦略に関し発言。2025年の目標はパルプ能力を現行530万㌧を倍増し1000万㌧とする。 7月5日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ