チリ森林協会の発表した最新の統計によれば、同国の今年1月~8月のパルプ輸出量累計は前年同期比2.6%増加して478万トンとなっている。晒ユーカリパルプが同4.7%伸びて141万トン、晒パインパルプも同2.7%増加して307万トンとなった。同協会の説明によると、この期間の中国向けラジアタパイン・パルプ輸出は前年同期比7.8%増の79万4千トンとなり全体の取引金額合計に最も貢献した品種で、前年同期比13.6%伸びて$9億3千2百万となった。この結果は前年に比し、この品種で価格が10.4%上がったことが大きな要因である。
10月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ