中国政府は継続中である紙パルプ老朽化設備廃棄キャンペーンの数年先のゴールを設定する準備を始めた。同国産業情報技術省は先週、各省の関係機関に2015年およびそれ以降の紙パルプ分野を含む15の産業での老朽化設備廃棄の目標を定める指示を出した。同省によれば、各省当局にはまず2015年の廃棄目標を11月末までに提出することを義務付けた。その指示に従い、各省は該当する企業名、その対象設備情報、生産能力をリストアップすることとなる。更に、各省当局は2015年6月までに2016~2020年の廃棄計画も提出せねばならない。因みに紙パルプ産業では2013年の廃棄目標は742万トン分だったが、廃棄実績は現在集計中である。また2014年は463万トン分となっている。
10月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ