Cascade社はオレゴン州の同社St.Helen工場にて、来週早々にも改造したティッシュ・ラインの稼働に入ると発表した。ライン設備の幅は194インチ、ウエットタイプのティッシュとタオルであれば年産5万5千ショートトンの能力があり、白色とクラフト色の広幅巻取りの生産が可能。もともとこのラインはBoise Paper社が上質紙を生産していたものを2002年にポートランドの北側のCascade社工場へ買収移管し、年産7万7千トンのラインに改造したものである。7万7千トンの製品は消費財として、内訳はトイレットペーパーが4割、紙タオルが4割、ナプキンが2割となる。
10月17日付RISIから抜粋
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/27号」より