ブラジルの林産企業であるEco Brasil Florestasは、当初発表していた晒ユーカリパルプ工場を2018年以前に建設するとした計画がとん挫したと公表した。同社役員によれば、昨今のパルプ市場の状況を考慮すれば、近い将来大規模なパルプ工場建設を進める計画は撤回せざるを得ないというもの。同社は2013年12月に、同国北部のTocantins州Araguainaパルプ工場に年産150万トンのユーカリパルプ・ラインを導入する計画を発表していた。それとは別に、同社は現在5億レアルを投資して同州にてユーカリ植林地を立ち上げる林産活動を進行させている。
2月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ