オランダのParenco社は、同社Renkum工場で現在停機中の紙巾8,400mmの新聞用紙ライン2号機を改造し再生コンテナーボード・ラインとする計画をいよいよ本格化すると決断した。現在、株式投資パートナーが管理する同社は、この計画を2016年半ばにいも年産38万5千トンのラインとして蘇らせる目論み。同社関係者によれば、今回の投資額1億ユーロ改造プロジェクトの主要業者として選ばれたVoith社が、パルプ・ライン、製紙ラインおよびスターチ工程などの改造にあたる。これとは別に新たなサイズ装置や、16シリンダーの乾燥ラインも導入するとしている。改造後の2号機は、テストライナー・再生段ボールなど米坪幅70g~160gで生産が可能となる。
6月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ