フランスを本拠とするArjowiggins社は、フランス北部に位置する同社Wizernes工場で生産してきた再生紙、バージンパルプ使用の年産14万トンの生産能力を有する5号機でのコート紙生産を永久に停止とした。同社関係者によれば、同ラインはすでに先週末で生産を停止、断裁機も6月末までに停止する予定で、同工場のすべての機能は6月末までに終了し、在庫に残っている製品も7月までに出荷を終えるとしている。同工場で生産されていた製品は同じくフランスの年産32万トンの同社Besse-sur-Braye工場へ移管された。昨年4月、同社はWizernes工場を今年6月までに売却するか閉鎖するかの方向で結論付けることを公表していた。
6月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ