タイの紙パルプ・メーカー最大手のひとつDouble A社は、中国ティッシュ市場での事業拡大を目指して、同国未開発工業用地に年産3万トンの生産能力を有する中古ティッシュ・ラインを建設する計画であることが分かった。同工場は江蘇省塩城市大豊港に立地しており、ラインの稼働は2016年前半を予定している。同中古ラインは、トリム幅2,810㎜で設計スピードは分速2,000m、2012年に上海でティッシュ工場を閉鎖したShanghai Potential社から譲り受けたもの。今回の投資プロジェクトは当初同社が発表したものとは大幅に異なった内容で、2011年に認可を受けたのは年産50万トンのコピー紙、年産42万トンのバージンパルプ生産の工場であった。
10月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ