2015年6月、オランダのグラフィック紙メーカーParenco社は、約1億ユーロを投資して、同社2号機を改造すると公表していた。同ラインは2009年に新聞用紙需要の低迷を理由に停機措置となっていたもの。改造後、同2号機は段ボール原紙向けにパッケージ用紙を生産することになる模様。現在、同ラインの改造工事は当初の予定より2週間繰り上げて進行中である。主要な土木工事終了後に機械の設置が開始となっている。実際の生産は遅くとも2016年8月8日に予定通り実施される見込みとなっている。同社は、テストライナー3と中芯を米坪範囲70g~160gで生産する計画で、生産能力は2020年までに年産38万5千トンに到達させる予定としている。
2月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ