ルーマニアの段ボール原紙、ティッシュ・メーカーであるVrancart Adjud社は、同社工場の改良と増産を目的に2017年までに1千8百万ユーロを投資する計画であることが分かった。同社代弁者によると、プロジェクトは既に始まっており、多岐にわたる分野、コンテナーボード生産部門、加工部門、ティッシュ生産部門、更には保管施設、熱電併給プラントにも改良を加えることになるとしている。同社工場は、現在コンテナーボードを年間7万トン、段ボール原紙を同4万2千トン生産しているが、これを少なくともそれぞれ7%、15%の増産を図ることに加え、紙の品質向上を目指すとしている。また、同社工場では年間2万トンのティッシュも生産しているが、この加工能力向上と紙質改良も今回のプロジェクトの目的としている。
2月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ