メキシコのMexicaliに位置するPapel San Francisco社の工場は、2017年第2四半期にもValmet社製ティッシュ年産3万トンの生産能力を有する新ラインAdvantage DCT 100TSの稼働を開始する計画であることが分かった。この新ライン導入によって同工場の年産数量は15万トンから18万トンへ引き上げられる見込み。このラインは米国サンディエゴ市から約120マイルに位置する同工場としては、2013年に1号機となるValmet社製NTTの導入以来の2号機となるもの。同社によれば、新ラインは同社が必要としていた標準的なティッシュ製品向けの新たな生産能力となるとしており、2017年に稼働開始の見込み。一方、Kimberly-Clarkメキシコ社も、最近になって所在地は明かしていないものの、新たなライン導入を打ち出している。
6月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ