紙パルプ製品協議会の発表した最新の統計によれば、5月北米の新聞用紙出荷量は前年同月比13.0%大幅減となり、2016年1月~5月の輸出向け出荷量累計が前年同期比29.3%大幅減と5月単月の2倍以上に落ち込んでいる。5月の国内市場向け出荷量は前年同月比5.1%減にとどまり、1月~5月出荷量累計の減少率5.8%よりはわずかに上回っている。5月の新聞用紙需要は前年同月比5.2%減で、1月~5月の需要減平均の大枠と大差ない結果となっている。新聞用途向け需要は同6.5%減、その他用途でも同1.7%減となっており、1月~5月の平均減少率の半分程度となった。
6月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ