四川省のYongfeng Paper社は、晒竹パルプ大量生産を目指して年産20万トンの新工場建設を推し進めていることが分かった。同社は同国南西部の四川省濾州市叙永県の地方政府と、今月の初めに本計画に関する協約書を取り交わしたとしている。同社関係者がPPIアジアに語ったところによると、既に事務所建屋と工場内スペースは完成しており、2018年初頭には新パルプ・ラインで操業開始できる見込みであるとしている。現在、成長著しい晒ティッシュ製品需要を見込んで、同ラインでは晒竹パルプを生産する計画であるとしている。なお、同工場は四川省Yongfeng社の100%子会社である濾州Yongfeng Pulp & Paper社が運営することとなっている。
9月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ