最新の産業統計によれば、米国の7月末コンテナーボード在庫量は、予想より好調なカートン出荷の影響を受け、平均の5万トンを切る数量の増加にとどまり推移した。ファイバー・ボックス協会(FBA)によれば、7月のカートン出荷実質数量は前月比6.9%減の約297億平方フィートであったが、週平均では同2.4%の増加がみられたとしている。また、1月~7月のカートン出荷累計では、実質数量、週平均数量ともに前年同期比0.3%微増となっている。一方、カートン工場およびメーカーでのコンテナーボード在庫量の合計は約5万トン増加して248万トンとなった。この5万トンは、増加数量としては過去5年間の平均7万6千トン、過去10年間の平均8万5千トンより低い数字となっている。
8月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ