CEPI(Confederation of European Paper Industries)が先週発表した最新の統計によれば、ヨーロッパの第2四半期紙・板紙生産量の合計は前年同月比で大きな変動はなく、0.3%減の約2千2百80万トンとなったことが分かった。グラフィック紙の生産量は前年同月比4.2%減の約8百40万トンで、そのうちコート紙はもっとも大きな下落をみせ同8.6%減であった。一方、パッケージ分野をみると、第2四半期の生産量は全体で同2.3%増となり、そのうちコンテナーボードは同2.6%増と健闘をみせた。また、第2四半期の欧州パルプ生産量は同2.0%増で、約8百90万トンに到達した。
9月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ