中国の恒安国際社は、同国東部の安徽省Wuhu市に位置する同社工場に於いて、ティッシュ年産6万トンの新ラインでこのほど正式に操業をスタートしたことが分かった。同プロジェクト関係者によれば、11月20日、最初のジャンボロールから製造された第1号シートが仕上がったとしている。20号機となった新ラインはValmet社製で、抄き幅5,600㎜、運転スピードは分速1,900m。一方、全く同型のラインが既に8月に同工場で稼働を開始していた。同工場は、現在4機のラインを保有しており、そのティッシュ生産能力合計は24万トンとなっている。この20号機の稼働をもって、同社が今年6月末中間決算の報告で示した様に、2016年下半期に12万トン増産の目標を実現したことになる。
12月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ