最新の米国雇用統計によれば、6月の非農業部門就業者数が22万2千人増加したことで、全体の失業率は前月からわずかに増加して4.4%で推移した。雇用が上向いた職種は、ヘルスケア部門、社会的支援部門、金融活動、鉱業などの分野で目立った。全体では6月の失業率は前月から微増の4.4%で推移、失業者数の合計は700万人で、年間を通して失業率は0.4%微減で、658,000人が減少した。労働者層別でも、6月の成人男性の失業率は4.0%、成人女性の失業率も4.0%、白人は3.8%、黒人は7.1%、10代の若年層は13.3%、ヒスパニック系は4.8%、アジア系労働者の失業率は3.6%と、各層で失業率はわずかに増減している。一方、長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月からほぼ横這いの約170万人で、6月の失業者全体の24.3%を占めた。
7月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ