南アフリカを本拠とするSappi社ドイツBavariaのStockstadt工場で、今週初重大事故が発生した。このほど同社は、同工場の労働者1名が生死に関わる重体であると報告したことが分かった。同社によると、9月18日午後、同工場の労働者が、パルプ生産工程のメンテナンス作業中にパルプと水の高温の混合物と接触し、大やけどを負ったとしている。工場で応急処置を施した後、その従業員はヘリコプターで専門病院へ搬送された。現在、最高の医療環境のもとで治療を受けているものの予断を許さない状況が続いている。同工場の工場長は、今回起きてしまった事故に大変大きなショックを受けているが、思いは本人とその家族と共にあると語っている。現在、事故原因を調査中と伝えられている。
9月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ