フィンランドのStora Enso社Veitsiluoto工場のオフィス紙生産用の2号機は、依然停機のままとなっていることが分かった。8月初旬にライン上の乾燥工程が大事故により損傷を受けたもので、それ以降同ラインは停止したままとなっている。事故後、同社は同2号機でのフル操業が可能となるのは今年末まで掛かるであろうとコメントしている。同グループとしては、限定的な生産能力であろうとも、9月には生産再開に向け暫定的な対策を講じることを目指しているとしていたが、10月の現時点でも進展はないと同社広報担当者は語っている。同2号機は、オフィス紙年産28万トンの生産能力を有している。同工場のその他2機の抄紙ラインは事故の影響を受けていない。
10月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ