ロシアの民間投資会社Sistema社とシベリア中部のKrasnoyarsk市政府は、Sistema社傘下にあるSegezhaグループが新たな紙パルプ工場をLesosibirskに於いて建設する方向で前向きに議論を進めていることが分かった。両社の協議はSt.Petersburg Economic Forumの会期中に行なわれたとしている。ただし、Segezhaグループの会長兼社長Mikhail Shamolin氏によると、同地自治体や地方当局のサポートなしで、この未開発地域でのプロジェクトを実行するにはリスクが伴うとしている。更に、仮に建設が決まった場合には、約10㎞にわたる鉄道路線の敷設、同地への取水設備に加え、新工場近隣に道路の高架などが必要になってくると付け加えた。
5月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ