三菱製紙は、ノーカーボン紙と感熱紙でFSC森林認証紙のラインアップを拡充する。
同社は、01年に国内製紙メーカーとして初めてFSC認証を取得し、印刷用紙などで認証紙を生産販売してきた。FSC森林認証紙への注目は年々高まっており、大手企業のCSRレポート、製品カタログ、事務用品や食品パッケージなどで需要が増えている。
そこで同社は、これまでの印刷用紙やコピー用紙に加え、情報用紙の主力製品であるノーカーボン紙と感熱紙で認証紙の品揃え強化を決めたもの。拡充するFSC森林認証紙の主要銘柄は次の通り。12月から順次生産を開始している。
○ノーカーボン紙…『三菱NCR紙スーパー上用紙FSC認証-MX』、『三菱NCR紙スーパー中用紙FSC認証-MX』、『三菱NCR紙スーパー下用紙FSC認証-MX』
○感熱紙…『三菱感熱紙FSC認証-MX』(FAX・各種プリンター用、POS・レジ用、ラベル用など)
株式会社 紙業タイムス社 「Future 1/24号」より