=大王製紙=
リクルート株売却で
売却益67億円
大王製紙はこのほど、保有するリクルートホールディングスの株式を売却、売却益67億円を特別利益として計上する。
リクルートHDは先頃、複数の株主が同社株式の売却の意向を示していることを受け、大規模な株式売出しを発表、売出し価格は9月10日から12日までの間に決定するとしていた。
この発表と同時に大王製紙も、保有する全リクルート株式250万株の売却を発表していたが、10日に売出し価格が決定したことを受け、売却益67億円の計上を発表したもの(売却総額は約75億円)。またこれに伴い、2020年3月期の当期純利益の予想額を40億円増額し、第2四半期は40億円から80億円に、通期は90億円から130億円に上方修正した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/7号」より