レンゴーの合弁会社、ビナクラフトペーパー社(ベトナム)は、段ボール原紙の生産拠点を新たに建設し、生産能力を拡大する。
ベトナムの段ボール原紙総需要は年間約300万t(2019年)。輸出産業を中心に海外からの直接投資は継続しており、また国内消費の高まりもあって、今後も年率6~7%の高い伸びが見込まれている。レンゴーは新工場の建設により、ベトナムでのビナクラフトペーパー社のマーケットリーダーとしての地位を確実なものにすると同時に、製紙・段ボール一貫生産体制をさらに強化する。
【ビナクラフトペーパー社】▽所在地:ホーチミン市から北西40km▽株主:Siam Kraft Industry Co., Ltd. 70%、レンゴー30%▽事業内容:段ボール原紙の製造・販売 (ライナー、中しん)▽生産量:年産50万t(抄紙機2台)
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/18号」より