王子ホールディングスと王子ネピアはこのほど、星野リゾートと共同で使用済み紙コップを『nepiaハンドタオル』にマテリアルリサイクルする取組みを開始した。
紙コップは一般的に、耐水性を持たせるプラスチックラミネート加工が施されているため古紙回収には出せず、ほとんどは可燃ゴミとして焼却処分される。両社の取組みでは、軽井沢の人気入浴施設「星野温泉トンボの湯」(写真)で使用した紙コップを分別・回収し、紙コップの繊維分を王子ネピア協力工場が再資源化して『nepiaハンドタオル』に再生し、「星野温泉トンボの湯」で使用する。
=ハビックス=タイの子会社を解散
ハビックスはこのほど、連結子会社HAVIX TRADING(Thailand) Co., Ltd.(タイ・バンコク)の解散を決めた。
ハビックスは、アセアン諸国での業容拡大を目指し、2012年8月に不織布販売を主事業とする同連結子会社を設立したが、ハビックスの経営効率化および経営資源の有効活用、業績拡大への寄与などを勘案した結果、解散と清算を決めたもの。具体的な日程は未定だが、必要な手続きが完了次第、清算結了する。なお、これに伴う業績への影響は軽微。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/15号」より