王子ホールディングスは、2026年3月期第1四半期(25年4~6月)の連結業績見通しを次の通り発表した(単位:億円、カッコ内は前年同期の実績値)。
〔第1四半期見通し〕
売上高 4,574 (4,381)
営業益 37 (145)
経常益 △36 (244)
当期益 △52 (177)
〔通期予想〕
売上高 19,000
営業益 750
経常益 600
当期益 650
第1四半期の売上高は、Walki社の買収・連結子会社化などにより増収となるものの、営業利益は海外パルプ事業の減益や人件費などのコスト上昇により減益となる見通し。経常利益は、外貨建債権債務の評価替えによる為替差損が発生するため赤字の見通し。当期純利益も、ニュージーランドでの段ボール原紙事業の撤退決定に伴う事業構造改善費用を特別損失に計上したことに加え、税負担の増加もあり、赤字となる見通し。同社では、8月4日に予定している決算発表と同日に機関投資家・アナリスト向けの決算説明会を開催する予定。







