世界の製紙トップのひとつSappi社はオーストリアの同社Gratkornコート紙工場で将来を見据えた2つの技術革新を進めていると明言した。既に同工場の11号機が当月改造を完了した。改造にはコート紙の米坪範囲の拡大も含まれている。更に2015年3月には、溶液ボイラーと回収工程の重要部分改造が開始される予定となっている。これらは製紙工程の一番重要な基幹部分であり、また改造の大きな目的は騒音公害の低減と排ガス除去などの環境配慮でもある。
11月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ