チリCMPC社のブラジル南部Guaibaに位置する同社工場で、年産130万トンの生産能力を有する新たな晒ユーカリパルプ・ラインは、初期のいくつかの問題をクリアし、最終的には年内の生産目標である50万トンに到達、もしくは超えるレベルで順調に稼働している。同社関係者によれば、同ラインは5月に稼働をスタート、その後諸問題を克服した後、現在徐々に増産操業中にある、としている。ただし、現時点では当初の目論みには少し欠ける生産数量であり、同社の在庫は逼迫した状態となっているが、その程度の調整については想定内であるとしている。実際のところ、現在同ラインは極めて順調に稼働しており、フル稼働に至った場合は同社のパルプ生産能力は130万トンが加算され、合計年産410万トンまで引き上がる。
7月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ