南アフリカを本拠とするSappi社の欧州部隊は、その新規開拓取引戦略の一環として、ドイツのWeselに約2万平米の多目的保管物流拠点の建設に向け進み始めた。その鉄道引込線と連結した施設は、ドイツやベネルクス三国の顧客に向けたより多くの在庫保管を可能にする機能を持つことになるとしている。この新たな倉庫スペースを備えた物流サービスが、今後長期的な業務パートナーからの運用支援によって更なる顧客獲得につながるものとみている。また、今回の1千2百60万ユーロの投資は、物流機能の強化とコスト削減の面でSappi社欧州部隊の戦略的焦点を構成することになるものとしている。同施設は2016年末までに運用が開始される見込み。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ