フィンランドを本拠とするValmet社が、チリCMPC Celulosa S.A.のLajaパルプ工場へ白液(white liquor)プラントを納入する予定であることが分かった。新たな白液プラントは、現在使用中の既存プラントとの入れ替えとなるが、2018年から施行される新環境基準に適合する仕様となっている。更に同プラントは高度な白液生成率を可能にしたもので、CMPC社に於ける石灰サイクルの取り扱い要領の柔軟性を高めることになるとしている。新プラントでの操業は、2018年2月を目標としている。今回の契約金額は開示されていないが、同様の新白液プラントは大体7千万~8千万ユーロで取り引きされている模様。
3月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ