フィンランドを本拠とするStora Enso社は、中国広西チワン族自治区北海市に位置する同社の新紙パルプ工場に於いて、新たな液体容器用板紙(LPB:Liquid Packaging Board)ラインで試運転を開始したと現地メディアが報じた。年産45万トンの生産能力をもつ同板紙ラインは、先週稼働開始した模様。一方、同工場のBCTMP年産20万トンの新ラインの試運転については、当初は前出のLPBラインと同時スタートの予定であったが、来年以降に延期される見通しと伝えられている。同社関係者は、この報道に対し確認も訂正も控えている一方、今年6月中旬には正式に同国での開業を示唆しているとしている。
5月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ