山東省のTranlin社が、同省高唐県の同社旗艦工場に新たなティッシュ・ラインを導入予定であることが分かった。2017年半ばに稼働を予定している新ラインは、Weifang Hicredit Machinery社からの供給となっている。同ラインの抄き幅は2,850㎜、設計スピードは分速1,600m、直径15フィートのスチール・ヤンキードライヤーを搭載しているとしている。米坪範囲13~25gのトイレット紙、フェイシャル向けなどのティッシュ年産2万5千トンの大量生産が可能である。ただし、同社関係者によれば、同ラインは未晒わらパルプを原料とするとしており、わらの繊維の強度からすれば、操業スピードは分速800m程度が限界で、となると年産数量は1万トン程度と推定されるともしている。
7月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ